依存症
人には、何かに依存しなくては生きていけない種類の人があって…
極度になると、お酒だったり、ドラッグだったり
私は、子供たちが小さくて、思うように動けない頃、電話依存症でした。今思えば、ものすごく迷惑をかけていたと思います。
全国の学生時代の友達に、長電話しまくってて、電話代も大変なものだったと思うよ。
うちは、特に下の子が五体満足でなく生まれた上に、色々と家庭の事情がのしかかっていて、私は激しく情緒不安定に。上の子には、私の精神状態が伝染し、夜驚症やパニックや、ひどいもんでした。可哀想なことをしたわ、とつくづく。
雑誌や本で知った障害児の父母の会みたいなところに入ったり、交換ノートを回したり…と、情報や気持ちをわかちあえる仲間を求めて、のたうちまわったりしていましたが、そのうち、それも面倒になり…。
あの当時、インターネットや、メールという機器があったら、私は完全に依存症になっていただろうね。
メールは、いつなんどきでも、一方的に送信することができ、返信する義務もなく、電話のように、相手の時間をあまり制限しない。
悩みや愚痴など、聞いてほしいことがあるときなんか、人によっては、電話よりも伝えやすいこともある。
私はメールが好きなほうで、最近は、全くと言っていいほど、電話をかけなくなった。
たいした用事でなくても送りやすいし
返信が来なかったら
「あ、いま手が離せないんだな。」とか
「不快な内容だったかしら」
「返事のしようがないのね」
「遅い時間に送って悪かったかしら」
…などなど、自分を省み、納得させることができる。
人によって、メールは細かいニュアンスが伝わらなくて誤解もされやすいし、苦手、打つのがまどろっこしい、面倒くさい、電話のほうが好き、という人もいるから、私はメル友を選んでいる(^O^)
と言っても、中高生じゃないから、そう頻繁に交わすことはない。多い相手でも、週に何回かだ。
しかし、最近、ちょっと、私にとっては度を過ぎる通信数の相手が現れて…(*_*)
趣味を通じて、ネットで知り合った人なんだけど。私も最初のうち、こまめに相手をしていたからか、だんだんとエスカレートしてきて…
毎日毎日、昼夜を問わず
ストレスがたまっているそうで、ネットサーフィンやメールが癒しになるのだそうだが、こっちのストレスはどうしてくれよう(-_-#)
私も過去に、長電話で、他人にすごい迷惑をかけていたことがあるから、言えないのだけど、だんだんとウザくなってきた。名前も知らないような人。メールでなつかれてしまって(-o-;)
なんか、メールっていうより、チャット的になってきて……近所のおばさんと井戸端会議しているような感覚?
ひとりよがりの感情を吐き出してるだけのことも多いし。
私もね、親しい間柄の人にはそんなふうになることも多いんだけど。文章にもいろんなタイプがあるよね。
自分の思いを聞いて欲しいのだろうね。寂しいのはわかるのだが、そういう人は、自分で、ブログでもツイッターでもFaceBookでも立ち上げて、そこで思いっきり自分語りをなさればいいのよ。
今はなんでもある時代。
私がブログを書く理由は、人との交流を求めるところもあるけど、子供のときから日記をつけるのが好きで。書いていると気持ちが落ち着く。自分の記録にもなるし、内省することもできるし…対象がない文章が多くもなっている。
…と暗に、その人に教えてあげればいいんだろうけど。
はっきり言えない性格の私(;´д`)